「民数記」
民数記を理解する為には、人口と「荒野の生活」という二つを知る事は重要な事です。荒野の生活は過酷であり、その荒野で40年間を過ごす事の大変さを思い描き、そうした上で、イスラエルの民の人口が、その40年間で1800人程しか減りませんでした。そうした所から、主がいかにして信仰者たちを守られたのか?という事を、この民数記は全体を通して語っている訳です。
ポイント1「荒野で神を知る」
聖書の物語を通す中で、人生の順風満帆の中で主に出会った人物は少ない様に見られます。また、イスラエルが荒野を旅し、その中で鍛え練り上げられた理由は、「主を知る為であった」と聖書は語ります。厳しい人生を歩む理由は、我々が主なる神を見出す為なのです。
ポイント2「荒野で希望を持つ」
荒野で40年間も生活をするとなると、希望を持って歩む事は難しいものであります。出口の見えない苦難の生活の中を歩む者が、どうして希望を持って歩む事ができたのでしょうか?それはロマ書5章が語る様に、患難は忍耐を生み出し、忍耐は練達を生み練達は希望を生み出す。と語っておりまた、その希望は失望に終わる事なく、聖霊が注がれている私たちが神の愛も注がれており、私たちが神の愛に生きている以上、私たちは希望を持って生きる事ができると聖書は告げています。
私たちは、聖霊に満たされ愛に生き、この荒野の時代を生き抜こうではありませんか。