5月19日 使徒2:1~8

こちらから説教の動画をご覧いただけます。

 

「ペンテコステ」

 

五旬節とは、「過越の祭り」から50日目の祭日という意味であります。また、イースターとも関わりがあります。その日は小麦の刈入れが始まり、季節が夏に変わる時であります。

また、この日は(小麦の)「初穂の祭り」とも呼ばれ、ユダヤ教の三大祭りの1つであります。(また、七週の祭りとも言われます)その日どんな労働もしてはならず、聖なる会合が開かれ、男子全員はそこに出席します。新麦で「パン種を入れた」2つのパン(ふっくらしたパン)を焼き、和解の生贄と一緒に、神殿に持っていき、それらを祭司によって主によって捧げられます。その日は収穫の恵みに対する感謝の日であり、またその日は、救われた民が主を恐れる事を思い返す日にもあたる事でありましょう。その日は、イスラエル民族がエジプトから解放された事を思い返し、そしてシナイ山で律法を授けられた事をも記念しているとも言われます。その様なユダヤ教の祭日に、イエス様の弟子たちに聖霊が降り、聖霊降臨日としてキリスト教で重要視されます。

 

ポイント1「集まる」

この時に使徒たちはイエス様が告げられた様に、エルサレムに留まり一つの家の中で一緒になり、聖霊を求めて祈り、神は天から、この聖霊が降り注いだのであります。それは今の時代の我々にも同じ様に、求める者に与えられると聖書は告げているのです。教会は一つとなって聖霊を求めましょう。

 

ポイント2「満し」

この時に異言が語られましたが、聖霊の満たしは異言だけではありません。また異言が話せるからと言って偉い訳でもありません。重要な事はイエス様の様に聖霊に満たされ、聖霊に力によって信仰に生きるという事であります。

 

ポイント3「告げる」

この聖霊の力が我々クリスチャンに与えられた理由というのは、「神を信じていない人々が悔い改め、イエス・キリストの十字架の死と復活を信じて救いを受ける為」であり、そのゆえに、弟子たちに与えられた神の約束の力であります。また、この聖霊の満たしは、私たちが天の御国で永遠の命を得ている事を証明しているのであります。聖霊の満たしは、それは福音伝道の力であり、神は人々がイエス・キリストの十字架と復活を信じ救われ、神の御国が地上に現れる為、私たちをの上に注がれる神の霊なのであります。

 

まとめ

私たち、この信仰者として生きる事が難しいこの時代、全き聖書の信仰に立ち帰り、聖霊の満たしを一つとなって求め、聖霊の満たしによってイエス・キリストの福音を述べ伝え、この地を神の力によって勝ち取って行こうではありませんか!